2012/10/28

AXGPのMVNOが増えたらいいなあという話

ソフトバンクの新機種発表会があった2012/10/9、奇しくも(?)同日付けで、AXGP運営会社であるWireless City PlanningのMVNO標準プランの変更がリリースされていた。

MVNO事業者様向け標準プランを掲載しました|お知らせ|Wireless City Planning 株式会社
http://www.wirelesscity.jp/info/critical/2012/10/mvno_20121010.html

上記資料によると、卸価格は
・1回線 3,800円/月(上限2GB)
または
・帯域10Mbps 1,290万円/月
とのこと。

帯域貸しというのが新しいトピックのようだ。
しかし、この10Mbps・1,290万円という価格はどんな感じなのか、ちょっと想像がつかない。
ので、ドコモのMVNOについてちょっと調べてみた。

MVNOとしての事業をご検討の事業者様へ | 企業情報 | NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/corporate/disclosure/mvno/business/index.html

これによると、ドコモは10Mbps 500万円/月くらいの模様。
比べると随分AXGPが高いように思える。
が、調べている過程で以下の情報を見つけた。

「算定式を勝手に変更」、日本通信がドコモを訴えた譲れない事情  :日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK1903E_Z10C12A4000000/?df=2

この記事に以下の記載がある。

「NTTドコモは、ネットワークの高度化に伴い接続料は年々下がっていると反論。日本通信向けには08年に10Mビット/秒当たり1267万円としていた接続料は、09年に940万円、10年度に746万円、11年度には484万円と大幅に低減しているとする。」

なるほど。
ドコモが帯域貸しを始めた当初の08年と同程度の価格水準ということのようだ。

ということは。
ドコモが開始した時と同じような感じで、速度・容量上限を絞って低価格化したMVNOの出現を期待しても良さそうだ。
というか近々なにかそういうのが始まる伏線では?とも取れる。
AXGPにはもっと価格面で攻めて欲しいなあとは思うが。

ああ、それがウィルコムならいいなあ。
AXGP整備の良い副作用で、PHS設備の更改も進み、PHS(4x W-OAM Type G)で200から300kbpsくらいがコンスタントに出る環境が整いつつある。
そこにAXGPを追加し、月額3,880円程度での提供があれば、個人的に大変魅力的なプランになり得る。
前述の卸価格を見ると、容量上限2GB/月、または、速度上限ありであれば充分提供可能なように思える。
上限速度がどのくらいが妥当か分からないが、現状の新つなぎ放題3,880円の、PHS 8x の理論値上限と整合性をとって、800kbpsということでどうだろう。端末に8xを乗せるよりAXGPを乗せる方が今となっては現実的だろうし。
いや、速ければ速いほどいいのはいいけど、最低限妥協可能な範囲ということで。

そして端末について妄想すると、
PHS+AXGP版PORTUS、3,880円/月、最大800kbps、できたら本体にもブラウザつけて!
とか、
PHS+AXGP版DIGNO DUAL、3,880円/月、最大800kbps、当然テザリング可で!
とか。
自分で妄想してて
うあああああああいいいいいいいいいいいなああああ欲しいいいいいいいい!!!
ってなるよ。
早くそういうの出して、俺のWILLCOM 03を隠居生活に入らせてください。
よろしくお願いします。

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